北海道公立学校教頭会 会長 中川 幸治(札幌市立西陵中学校)
令和8年度会長を仰せつかりました札幌市立西陵中学校 中川 幸治 と申します。新役員を代表して、一言御挨拶申し上げます。全道の小中公立学校の副校長・教頭1437名の会長ということで、その職責の重さに改めて身が引き締まる思いでございますが、道公教事務局の先生方の協力を得ながら、さらには、各地区6名のブロック長様、及び各地区教頭会の皆様のお力をお借りして、令和8年度の活動を着実に進めてまいりたいと思います。
現代は、先行きの見通しがますます難しい時代となっています。国際社会では、依然として緊張が続くウクライナ情勢に加え、中東地域ではホルムズ海峡をめぐる不安定な状況が続き、世界規模での影響が懸念されています。国内の教育現場においても、人材確保・人材育成の課題は深刻さを増し、教育DXの推進、いじめや不登校への対応、特別支援教育の充実など、多岐にわたる課題への対応が求められています。こうした状況の中、副校長・教頭に期待される役割と責務は、これまで以上に重く、そして重要なものとなっています。
中央教育審議会が示した次期教育振興基本計画では、「持続可能な社会の作り手の育成」や「日本社会に根差したウェル・ビーイングの向上」が引き続き重要な柱として位置づけられています。北海道公立学校教頭会としても、「研修」と「要請」の二本柱をさらに充実させ、教育課題の解決に向けた実効性のある取組を進めてまいります。各関係機関の皆様との連携と協働を一層深め、子どもたち一人ひとりが安心して学び、未来を切り拓く力を育むことができる教育環境の実現に向けて、着実に歩みを進めていく所存です。
さて、総会の中でお知らせした通り、今年度は全国公立学校教頭会研究大会札幌大会が、札幌コンベンションセンターを会場に7月30日、7月31日の2日間日程で開催されます。研究主題を「未来を切り拓く力を育む 魅力ある学校づくり」とし、サブテーマ「夢と志をもち 未来をしなやかに歩み続ける力を育む 活力ある学校づくりの推進」のもと準備を進めてまいりました。全道の教頭先生の協力を得ながら、全国より参加される副校長・教頭先生とともに実り多き学びの場となるよう事務局としても全力を尽くしてまいります。
最後になりますが、北海道公立学校教頭会は、昨年度60周年を終え、次の10年に向けて新たなスタートを切りました。全国公立学校教頭会および道内各ブロックの教頭会の皆様と連携しながら、北海道公立学校教頭会の活動を益々円滑に推進して参りたいと考えております。各地区教頭会の皆様の御支援と御協力をお願い申し上げ、新役員を代表しての挨拶とさせていただきます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。